朝起きたら、とてもよい天気。
天気がよすぎて逆に寒そうでしたが、まぁ歩くし大丈夫かなぁと思いつつホテルをチェックアウト。
この時点のとりあえずの予定は、源氏山公園から大仏見に行って、鶴岡八幡に行こうかなぁ、時間があったら大倉御所跡の石碑でも見に行こうかと思っていたんですが・・・初っ端から大変な目に遭いました。(苦笑)
電車の中で源氏山公園までの行き方を携帯で調べたところ、北鎌倉駅で降りなさいといわれたので、北鎌倉で下車。この時点で10時半前。
ここからだいたい30分もあれば行けるよ的なことを示されたので、11時までに行けるかなぁと思っていたのですが、駅の近くに円覚寺があったのでせっかくだからと300円払って入場。
紅葉がきれいで、スケッチをされている人がたくさんいました。
結構広い境内を歩いていると、国宝の洪鐘がこっちにあるよという看板があったので行ってみましたら、見上げんばかりのすごい階段。(^^;
でもせっかくだからとぜーぜーしながらきっと筋肉痛になるだろうなぁと思いつつ上ったら、そこから見えた富士山がとてもきれいでした。絶景〜〜〜!
しばし富士山を眺めて(もちろん洪鐘も見て)、こんどこそ源氏山公園に向かったのですが。
携帯画面に示された道順通りに線路を渡り脇道へと進んでいったのですが、なんだかどうも進めば進むほど道が悪くなるというか森の中というか山の中というか。
根っこに蹴躓きそうになりそうになるわ、段差が上りきれずにこけそうになるわ・・・果てにはどう考えても、お金払って教えてもらう道じゃないだろうと思うような道を指し示されました。金網は張ってあるけれど壊れてる、それを補うかのように申し訳程度に張られた『危険』とかかれた黄色のテープ、体の幅があるかどうかの道幅・・・ここを降りろと?!
でもここまでせっかく上ってきたしと降りてみたんですが、途中で金網もテープもなくなり、足を踏み外したら細い木々が生えてる中に転がり落ちること間違いなしになってきてどうしようと躊躇っていたら、後ろからハイキング姿のおばちゃん達がやってきて、「そんな格好だと危ないよ〜」と言われました。
そうだよな、ずるずるのコートを着て通るとこじゃないよな、ここ・・・でも、こんなところを通る羽目になるとは思わなかったんだもの!とトホホと思いつつ抜かしていくおばちゃん達の邪魔にならないように且つ落ちないように脇に寄りつつ、コートを脱ぎました。
その間にアベックにも抜かされました。そのアベックもこんなところを通るだなんて思わなかったんだろうなぁって格好でした。(^^;
で、なんとか倒れた木だの濡れた斜面だのミッションを乗り越えて撮った写真が2枚目です。
コンクリートの壁と壁の間が終着地点です。
どこ通ってきたんだか、さっぱり判らない・・・(苦笑)
ぜったい道じゃないです。あえてそれでも道と言い張るなら、獣道か小学生の近道です。
まぁなんだかんだでアスファルトの道に出てほっとしてしばし一休みし、再び携帯の画面に沿って住宅街っぽいとこを通り歩いていったんですが、もうすぐってところでまたすごい斜面が・・・
源氏山公園に辿り着く最後の障害は、鎌倉七切通しの化粧坂でした。もう何の苦労もなく着くと思ったのに・・・orz
先ほどまでの山の中や木々の隙間を縫うようなひどい道ではありませんでしたが、これまた結構な感じで・・・(^^;
ここでもまた上りきれずにこける羽目になりました。とほほ・・・
上ってる途中で駆け下りていく子供をすれ違いざまに見ましたが、勢いあまって転がり落ちていきそうで見ているだけで怖かったです。
とにかく、なんか思ってもみないほどハードな道のりでした・・・源氏山公園は、景時さんと軽くバドミントンをしに行くような場所じゃないと思うのですよ。(^^;
まぁ源氏の軍奉行殿と常勝の神子様からしたら、こんな道のり軽いもんなのかなとも思いますが〜。そもそも自分の体力がないだけって気もしますしな。(苦笑)
それ以前に、景時さん達は北鎌倉駅からじゃなくて、鎌倉駅の方からきた気がしますが〜。
というわけで、苦労して辿り着いた源氏山公園で取った兄上です。(笑)
ちなみに円覚寺を出てから1時間は経っていた気がします・・・北鎌倉駅から30分なんて、とてもとても無理っす。
疲れ果てたのでしばらく兄上を眺めつつ休みを取り、「あ〜、もう大仏見に行くのは今度にしよう」と思ったので、次の目的地は鶴岡八幡宮に変更。
で、また携帯で検索したら化粧坂降りろとかひどいことを言われたので、鎌倉駅の方に向かえば行けるよなと鎌倉駅までの道を検索。
今度はひどいことを言われなかったので、それに沿ってGO!
結構な坂道ながらもずっと舗装されたほどほどに普通の道に、鎌倉駅の方からこればよかったと心底後悔したのはこの頃。(苦笑)
その坂の途中に銭洗い弁天があったので、せっかくだからとお参り。
扇子になってるおみくじがあったので引いてみたら、吉でした。ま、まぁこんなもんだろうとそれをかばんにしまって、千円札を洗ってもくもくと焚かれた線香で乾かしてみました。その後一応大切に財布の中に入れてありますが、いいことあるですかね?(^^;
再びてくてくと鎌倉駅のほうに向かうと、今度は『佐助稲荷』の案内看板を見つけたので、行ってみました。
・・・確かにその案内版からは一直線でしたが、これがまた結構な坂道で歩いたのでした。普通の民家の中にある道だったので迷うことはないだろうと安心でしたが、しかし先ほどの化粧坂のこともあって突然また眼前に絶壁が現れるとも知れないとちょっとビクビクでした。歩いても歩いてもたどり着かなかったのは、ちと不安でしたし。
しかし鎌倉は本当に坂が多いんですね〜。人生3度目の鎌倉にして、思い知りました。(^^;
それでもなんとかたどり着きあのいくつもの鳥居を通り抜けて上まで上がり、お参りしてきました。
お社の右横の霊狐泉にもお参りしてきました。
遙か3では、ここに怪奇の狐火があったんでしたっけ?そして迷宮ではお社に雷落ちてましたね。結構大変な目にあってますな。(^^;
そういえば『佐助』こと兄上を助けたお稲荷さんが祭られているから『佐助稲荷』なら、ここのお稲荷さんは政子さまというか荼吉尼天ってことになるんですかね?でも雷落としちゃうんだ、政子さま・・・(苦笑)
と今更なことを思いつつ、今度こそ鶴岡八幡宮へ。
てくてくてくてくしばらくアスファルトの道を歩いて線路も渡って、ようやく見覚えのある若宮大路に出てほっ・・・運動不足の足には、ここまですごく遠かったです。(苦笑)
ちょうど出たところが漬物屋さんで店頭で温かい甘酒を売っていたので、これ幸いと一杯いただきました。
黒米の甘酒だったのですが、甘ったるくなくて程々の甘さで美味しかったです。
好みもあるんでしょうが黒米の粒がちゃんと残っていて、個人的にはなんか何杯でも飲めそうなカンジでした。
疲れ果てていた中で久々にお茶以外に口にしたものだということもあるっちゃあ、あるのかもですが。(^^;
疲れた足も多少休まったので、お土産物屋さんを眺めつつ鶴岡八幡宮へ。
やっぱり紅葉の季節だということで、写真は大銀杏です〜。大きくてとても存在感が合ってきれいでした。
舞殿では、やっぱりこの日も結婚式をやってました。
きれいやね〜と思いつつ、大石段を登って本宮へ。
比売神さまに去年のネオロマ夏ライブのプレミアムプラン当選のお礼をして、ちょっとこれからの願望を祈ってお参り。(笑)
よし!今日鎌倉に来た最大の目的は果たしたぞ!と満足して脇に寄ると、宝物殿の入場券の自動販売機がありました。
せっかくここまで来たんだし時間もあるしと思い、見てみようと財布を開けて500円玉を出し入場券を買おうと思ったのですが。
手に力が入らなかったからなのかなんなのか、投入しようと手を持ち上げた瞬間500円玉が自動販売機とそれを囲う柵の狭間にちゃりーんと。orz
ああっ!どうしようっ!とあたふたしていたら自動販売機の横に「団体などは外の販売所へ」とか書いてあったので、外のおみくじやお守りを売ってる巫女さんに泣きついて取ってもらいました・・・人様に迷惑かけてばかりで本当に申し訳ない。
まぁそんなこんなで無事に宝物殿にも入れて、これが兄上じゃなかったと近頃言われてる肖像画なのね〜と若干へこんだままながらもご満悦。(^^;
そして先ほどの販売所でもう年末なのにねと思いながらもまたおみくじを引いてみたら。今度は小吉。でも病はすぐ治るとか書いてあったので、風邪っぴきだった自分としては満足して木に縛りました。(笑)
そして開運のお守り(開運以前に厄除けじゃね?と思わなくもない(^^;)を買って満足して大石段を降りたら、先ほどとは違う方々が舞殿で結婚式をしてました。
盛況ですな〜。
最後の写真は源平池で撮った写真です〜。
境内をちょこちょこ見て周っていたら、なんか宇宙意識の兄上トゥルールートのラストって、こんな風景だったよなぁとなんとなく思ったので撮ってみました。(笑)
でも池の向こうにお社はないので、ここじゃないんだろうな・・・(^^;
なんかいろいろありましたが、充実してたといえばしていた一日でした。
・・・帰ってYahoo!で北鎌倉駅から源氏山公園までのルート検索してみたら、普通の道っぽいルートが出たもいい思い出といえばいい思い出です。
そうだよな、あんな波乱万丈な道しかないわけないよな・・・(苦笑)
また行く機会があったら普通の道を通って行きたいと思います。(^^;