ライブドラマの大まか内容は1日目も2日目も同じなんですが、出演者の都合で細かいところがちょっと違うので、違う部分は2日目に書きたいと思います〜。
●開演前の諸注意
平泉主従が時には慇懃無礼に、時には物腰やさしげに注意事項をしゃべってくださいました。
神子になにかあると八葉たちがうるさいから、泰衡さんは注意してくださるらしいです。
そうよね、そういう人よね、泰衡さんって・・・(^^;
●オープニング
緞帳が上がると、声優さんがすでにスタンバってて、八葉が一人一人1のキャラでしゃべってくださったのですが・・・最初が頼久さんで最後が天真だってコトしか覚えてないです。
(それすら間違ってたらどうしよう・・・合ってますよね?(^^;)
あ、最後に神子が登場〜みたいな。
●ライブドラマ前振り
舞台は、夜。勝浦の宿でした。
望美さんがなにか悩んでるところに白龍(大)がやってきて、「悩み事があるなら相談して」と言います。
その言葉に「一人で悩んでるより白龍に相談したほうが、いい考えが浮かぶかな?」と思った望美さんは、「ここ勝浦までみんなに守ってもらったりして来れて感謝しているんだけど、どんなお礼をしたらいいかな?」と白龍に訊ねます。
それに対して白龍は「素直にみんなにそのまま感謝の言葉を告げればいいと思うよ」と言います。しかし「それだけでいいのかなぁ・・・」と望美さんは思案顔。
それを見た白龍は「なら、みんなに文を書いたらどう?」と。けれど「でも毎日逢ってるのに手紙なんて恥ずかしいよ」とまだ躊躇う望美さんに、昔こんなことがあったよと白龍は話し始めます。
●ライブドラマ 遙か1
おそらくは、夜の土御門の神子の部屋。
京で噂になってるご神木の話をあかねと詩紋がし始めます。
「ご神木になにかをすると、恋が叶うらしいです。さて、何をすればいいのでしょう?」
噂すら知らなかったイノリは「抱きつく」だの「折る」だの「切る」だのいいだします。当然のように詩紋に「ちが〜う!もっと穏やかなのっ!」とツッコまれます。
それを聴いた頼久さんはハッと気が付き、口を開きます。
「穏やかに・・・斬るっ!」
やっぱり当然のように「違いますっ!」とツッコまれ、詩紋が答えを言おうとします。
しかしそれを遮るように友雅さんの笑い声が響き、「ご神木に恋文を結ぶ・・・だろう?女房たちの間で噂になってるからね。」と。
さすがは友雅さんという雰囲気になる中、「なんでわざわざそんなめんどくさいことをするんだぁと」いうイノリ君。
しかし天真は納得げに「俺たちの世界にも似たようなことがあるよな。下駄箱で靴を脱いだり履いたりしているときに、ラブレターを渡すとか。」と話し始めます。
その話を聴いた頼久さんは「そうかっ!足止めして、恋文を渡すのかっ!」と合点が言ったように頷きますが、「違う違う」とツッコまれます。(^^;
このあたりで夜も遅いしと、会合はお開きになります。
そして真夜中・・・
あかねがまだ起きてることに詩紋が気付き、声を掛けます。
「私も大切な人に手紙を書いたの。でも明日は物忌みだし・・・」
あかねの『大切な人』が気になりながらも、「だったら、僕が明日ご神木に縛り付けてきてあげるよ。用事もないし。」と申し出る詩紋。
その申し出を少し躊躇いながらもあかねはありがたく受け取り、何度も「読んじゃ駄目よ」と言い含めながら渡します。
その手紙を詩紋は綺麗な箱に入れ、枕元に置いて寝るのですが・・・起きたら、ないっ!
あわてて屋敷中を探し回りますが、箱ごと消えた手紙はどこにもありません。
探してる途中で会った天真と二人で聞き込みをしていると、頼久さんと友雅さんの証言から明け方頃何者かが土御門の屋敷に忍び込んだことがわかります。
「警備していた頼久はいいとして、なんで友雅がそんなことを知ってるんだよ。」
「ヤボな事を訊くものじゃないよ。」
笑う友雅さんに呆れつつ、二人は屋敷の外に探しに出掛けます。
あっちでもないこっちでもないと探しているうちに、二人は神泉苑へ。
そこにはセフルがっ!
しかし奪った箱を手に「四方の札、確かに頂いたぞっ!」と高笑いをするセフルに、二人はきょとんとします。
「・・・それ、四方の札じゃないぞ。」
「嘘つくなっ!親方様がそう言ったんだ。騙そうとしたって、そうはいかないぞっ!」
「・・・だったら、開けて見てみろよ。」
呆れ交じりの二人に促され、セフルは箱を開けます。
そこに入っているのは、当然四方の札ではなくあかねが書いた手紙。
「騙したなっ!なんでこんなもの大切にしまっておくんだよっ!」と逆ギレしたセフルは手紙を放り出してしまいます。
それを見て、天真と詩紋は拾おうと慌てて追いかけますが、ひらひらと紙は風に乗りどこかに飛んでいってしまいます。
どうすることも出来なくなった二人は土御門に帰り、素直にあかねに謝ります。
「いいよ。探してくれてありがとう。」
責めるどころか感謝された二人は、意を決して気になっていた『大切な人』のことを訊ねます。
「手紙は八葉のみんなに当てたものだよ。みんなに感謝の気持ちを伝えたかったから。」
しかし特定の誰か1人に当てたものじゃないと言われ、二人はほっとします。
その頃、ご神木では・・・
友雅さんがひらひらと飛んできた文を拾い、その中身を見てしまいます。
「ふふっ・・・そういうことか。」とこちらも納得して、その文をご神木に縛りつけます。
そして報告の為に土御門に向かうのでした。
・・・長いですね。(^^;
愛のメッセージは永泉さんと詩紋でした。
そういえば、「あかね、一緒に寝ようぜ」という爆弾発言もありました・・・智一さん、その手のアドリブは控えたほうがいいと思います。(苦笑)
●ライブドラマ 幕間
再び、勝浦。
「ふ〜ん、そんなことがあったんだ。話してくれてありがとう、白龍」
昔の神子と八葉の話を聴いた望美さんは、ようやく手紙を書いてみようかと思い始めます。
「あ、でも、私こっちの世界の言い回しや文字ってよく判らないんだよね・・・それに文が上手い人に代筆してもらうのが、この時代では普通なんでしょう?」と再び躊躇います。
それに対して、そんなことはないと言う白龍。「自分の気持ちは自分で書いたほうがいい。そうしないと、想いが正しく伝わらない。そういえば、前の神子の頃にこんなことがあったよ・・・」と再び話し始めます。
●ライブドラマ 遙か2
難しい顔をしている頼忠さんと楽しげな翡翠さんが連れ立って歩いてます。
頼忠さん、最近田舎から出てきた同僚に高貴な姫君への恋文の代筆を頼まれた模様〜。
それを聞いた翡翠さん、明らかな人選ミスだと笑いながら「手伝おうか?」と言います。
しかし「海賊の手を借りられるかっ!」と断り、頼忠さんは自力で何とか手紙を書き上げます。
場面変わって、紫宸殿。
彰紋がイサトを案内していると、泉水さんが困惑した表情で相談したことがあるとやってきます。
知り合いの姫君のところにまるで果たし合い状のような文が届き、驚いた姫君に返事の代筆を頼まれたのだが、相手を傷つけないように断るにはどうしたらいいのかと。
「そんな気、使わなくてもいいんじゃねぇの?」と言うイサトを彰紋は軽く諌めながら、「なるべく相手を刺激しない文面で」とアドバイスになってるんだかなってないんだかな忠告をします。
その忠告に泉水さんさんは深々と頷き、そのようにすると去っていきます。
再び場面は、頼忠さんと翡翠さん。
返事は来たものの、そこに書いてあったのは高貴な方特有の回りくどい文面というか返歌で、頼忠さんには意味不明。
そこでとうとう苦渋の選択で、翡翠さんに相談してしまいます。
一見お断りの文、しかし『松原』と言う単語に翡翠さんは姫君は待っているんじゃないかと読み解きます。
その言葉に頼忠さんは喜び、さっそく同僚に伝えようとします。
しかしそんな頼忠さんを呼びとめ、姫君を覗き見に行こうと翡翠さんは言い出します。
「とんでもない姫君だったら、君の同僚が気の毒だろう?」
そんな翡翠さんの口車についうっかり唆され、頼忠さんは姫君に「攫いに行く」などと見様によっては情熱的な、見様によっては犯罪の予告状めいた文を送ります。
今までの経緯上、当然のように予告状と受け取った姫君。
怯えて卒倒して寝込んでしまいます。
そしてその手紙を見て驚いた泉水さんはうろたえた様子で朱雀コンビのところにやって来て、さらに手紙を見せられたイノリは京職少進である勝真さんに、彰紋は検非違使である幸鷹さんに慌てて知らせに行きます。
そして、夜。
手紙での先触れ通り、姫君のいる屋敷にやってきた頼忠さんと翡翠さんは、警備の多さに首を傾げます。
「本当に待っていらっしゃるのだろうか?」と今更疑い始めた頼忠さんに、翡翠さんは「大人数で行くと目立つから一人で行っておいで」と姫君を目にする権利を譲ります。
促された躊躇いながらも頷いた頼忠さんは、姫君の部屋の前で「怪しい者ではありません」と話しかけながら御簾の中に手を忍ばせます。
しかし忍ばせた手を握られ、しかもその自分を捕らえる手がごつごつとしていることに、頼忠さんは首を傾げます。
その瞬間、御簾は翻り「住居侵入及び誘拐未遂で、逮捕するっ!」と言われてしまい、しかも弓矢の照準に定められてしまいます。
当然のように御簾の中にいたのは知らせを受けた幸鷹さんで、弓を構えているのは勝真さんで。
お互いの正体に気付き、「なんで頼忠がっ!」「人攫いなんて、見損なったぞっ!」「誤解だっ!」てな展開に。
なんとか頼忠さんは誤解を解きホッとしますが、焚きつけた翡翠さんはとうの昔に「面倒事には関わりたくないからね」と逃亡〜。
そんな手紙は自分の言葉で自分の気持ちを書きましょうというお話でした。
愛のメッセージは、頼忠さんと勝真さん。
弓を構える勝真さん(というか、智一さんですな(^^;)は、カッコよかったですな。(笑)
●ライブドラマ 遙か3
三度、勝浦〜。
「そっか、自分で書かないと気持ちは伝わらないよね。」と白龍の話を聞いて、納得した望美さん。
「でも恥ずかしいから見てないで欲しい」と言うと、白龍は素直に頷いて「隣の部屋にいるからね」と去っていきます。
それを見送りさぁ書こうとしたところへ、九郎さんが「庭に来て欲しい」と呼びに来ます。
こんな夜中にと怪訝に思いながらも「判りました」と庭に下りれば、そこには(先生以外の)八葉が勢ぞろいしています。
「みんな揃って、どうしたの?」と問えば、将臣さんは楽しげに、景時さんは怯えた様子で、幽霊が出たと教えてくれます。
それを聞いた望美さん、「嘘でしょ?」と強張った表情で問い返しますが、「宿を紹介したのは君でしょ?勝浦に顔が利くなら、役に立ちなさい」とヒノエをせっついて共に宿の外へと調べに行った弁慶さんによるとどうやら本当の模様。
「今は害はないが、何があるとも判らん。調べるぞ!」と使命感に燃える九郎さんに、「え、え〜、やめようよ・・・」と怖がる景時さんは止めようとしますがムダ。(苦笑)
結局、将臣さんはさっさと一人でどこへともなく、九郎さんは弁慶さんと嫌がる景時さんと共に町へ、残った若き恋敵組(笑)は宿の中を捜索します。
ちなみに望美さんは一緒に行こうとするのですが、「女性がこんな夜中に出歩くのは、僕は許せないな・・・」と弁慶さんに止められ「眠ってる朔と白龍を守ってよ」と景時さんに諭されて、部屋に戻ってます。
場面変わって、(多分)山の中。
将臣さんが歩いていると、いきなり斬りつけられます。
何とか避けて相手の顔を見てみれば、予想通り知盛。
「いきなり何しやがるっ!」と怒ってはみるものの、例のごとくのらりくらりとかわされて暖簾に手押し状態。
そんな知盛に将臣さんが深く深く溜め息をついていると、知盛は「幽霊騒動が・・・起きているのだろう・・・?」とクククッと笑い口を開きます。
その言葉に眉を顰めた将臣さんが「お前、何か知っているのか?」と問うと、知盛は楽しげに話し始めます。
去年の今頃、平家を抜け出した武士が勝浦の海で死んだ。
その武士は恋人に「勝浦で落ち合おう」と文を出していたが、いつまで待っても返事が来ない。
思い余って平家を抜け出した彼は舟を漕ぎ勝浦に向かおうとしたが、その途中で遭難してしまいそのまま死んでしまった。
一方恋人は勝浦までやってきていて、今、みんなが泊まっている宿に滞在してはいたものの、返事を出そうか迷い、そうこうしている間に武士は死んでしまった。
それを知った彼女は嘆き悲しみ、そのまま床に臥して亡くなってしまった。
「何か、関係があるんじゃないか・・・?」と面白がる知盛に軽く礼をいい、情報を手に入れた将臣さんは宿に戻ります。
一方、宿。
「なんでこの3人で・・・」と険悪なムードのヒノエと譲。
「幽霊なんて、本当なのか?」と疑う譲に、「信じないんだったら、それでも構わないぜ。その代わり、何かあったとき姫君のところに一番乗りするのは、オレな。」とヒノエ。
「そんなことに一番も二番もないだろっ!」と反論したりいがみ合ったりしている二人を他所に、一人、敦盛さんは真面目に捜索します。
きょろきょろ探していると、言い争いをする二人の後ろに白い影。
「あっ!ヒノエ、譲殿、後ろっ!」と言う言葉に二人はケンカをやめて振り返りますが、すでに影は消えていてなにもなく。
「お前にしては珍しい冗談だけど、やめろよ」と言われてしまいます。
しかし「本当に見たんだっ!ここにっ!」と指を指すと。そこには一通の文が。
そして敦盛さんがそれを拾うと、どこからともなく「届けて・・・」と言う声が聞こえてきます、
これが今回の騒動の手がかりだと気づいた3人は、望美さんの部屋へと向かいます。
将臣さんが望美さんに先ほど知盛に聞いたことを話していると、3人が戻ってきて「偶然にしては出来すぎだな」と文を拾ったことを報告します。
一同がこれが今回の騒動の原因だと確信しているところに、弁慶さんが「あぁ、みんな戻ってますね。港に怨霊が出ました、来てください。」と呼びに来ます。
それを聞きみんなは急いで港に向かおうとするのですが、望美さんはそれを呼び止めます。
「待ってる間、私もみんなへ手紙を書いたんだ。」
そう言って手紙を渡し、一同それを受け取り港に向かいます。
一方、港では景時さんが怨霊に必死に結界を施し時間稼ぎをして、その間に九郎さんは勝浦にいる人を非難させています。
そうこうしている間に結界は破られてしまい、九郎さんと景時さんはあせります。
そこへグットタイミングでみんなが到着し、戦闘体制に入ります。
しかし怨霊が平家を抜け出した武士だと知っている敦盛さんはみんなを止め、「私が文を渡してみる」と一人怨霊に近づきます。
けれど我を失っている怨霊はそれが自分が待ち続けていた文だと気付かず、敦盛さんを攻撃します。
ならば我を戻させるまでと、青龍・朱雀・白虎の三組は降三世明王呪・軍茶利明王呪・大威徳明王呪を繰り出し、望美さんは封印を施します。
そして我に返った彼は文を受け取り、 浄化されたのでした。
これで大団円・・・かな。(^^;
将臣さん、知盛に「還内府殿」と呼ばれた時には怒りましたが、「兄上」と呼ばれた時は怒らなかったです。(笑)
愛のメッセージは、ヒノエと譲でした。
●トークコーナー
『「神子を守る剣の力」と「神子を和ますトークの力」、どちらが欲しいですか?』のディスカッション。
最初に二方に分かれて話し合いの末に、うちわの表裏の色の多数決で決めます。剣の力なら赤、トークの力なら青。
最初は剣の力は和彦さん&宮田さん、トークの力はその他の6人だったのですが、和彦さんの手八丁口八丁なトークに唆されて(笑)大多数が剣の力へ〜。
最終的には剣の力の勝ちでした。
個人的にトークの力を選んだ三木さんが一言もしゃべらなかったのが、印象的でした。(苦笑)
●歌
「漂流船の甘美き後悔よ」
「花篝のささやかな恋よ」
「蛍の灯籠 」
「青空の約束」
たぶんこの順番だったかと・・・2つめと3つめが逆かもしんない。(^^;
しかしやっぱり朱雀コンビはすごいなぁと思いました。ノリノリだ。(笑)
●アンジェ&コルダアニメの紹介
コルダの作画はキレイでした。(笑)
●舞一夜関連グッズ紹介
和彦さんと保志さんのテンションが高かったです。
あと、櫻井さんが映像で登場してました。(皆様曰く「昼に着ていた服じゃん、アレ」だそうなので、昼公演が終わった後で撮ったんでしょうな(^^;)
●終了後の諸注意
銀髪兄弟がスタッフに預けたカメラ取りに行ってとか、気をつけて帰ってとか言ってました。
話の流れ的には、どうも重衡さんは知盛の代わりに法皇様のところに参内したらしいです。やっぱり身代わりとかやってたんですな。(^^;
なんかものすごく長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただいた方ありがとうございます。そしてお疲れ様でした。(笑)
気が向かれたときにでも二日目のレポもあわせて読んで頂くと、違いが判ってよいかもしれません。些細な違いかもですが。(^^;